主観的な喜劇

~Life is a tragedy when seen in close-up, but a comedy in long-shot. Charlie Chaplin~ 人生は主観的に見ると悲劇だが客観的に見ると喜劇であるらしい。それはともかくただの高校生(現在は大学院生)のブログ。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

豆腐の斧

ある日、一人の男が森で木を切っていました。すると男はうっかり手をすべらせ、斧は泉の中に落ちてしまいました。

男「ああなんてことだ。これでは仕事ができない。一体どうすればよいものか。」

男が困り果てていたそのとき、突然泉が光りだしました。気がつくと、目の前に泉の精霊が立っていました。

精霊「あなたが落としたのはこの豆腐の斧ですか?」

男「いいえ。私の斧はそんな脆いものではありません。もっと丈夫な斧です。」

精霊「そうですか。では、あなたが落としたのはこの乾燥イカの斧ですか?」

男「ちがいます。そもそも私の斧は食べ物ではないんです。もっと普通の斧です。」

精霊「そうですか。では、あなたが落としたのはこのウレタン樹脂の斧ですか?」

男「そうじゃないんです。普通の斧なんです。普通の、鉄製の斧なんです。」

精霊「ああ、鉄製ですか。ということは、あなたが落とした斧というのはこの立派な鉄の斧のことですね。」

男「はい、それです。それを、私に返してください。」

精霊「わがまま言ってんじゃねーよ。」

そういうと、また突然泉が光りだし、精霊は男の斧を持ったまま泉の中へ消えてしまいました。
精霊は、泉の前に豆腐の斧を置いていきました。

男は呆然としたのち、おもむろに豆腐の斧を拾い上げ、試しにと木に向かって振り当ててみました。
すると豆腐の斧はあっさりと崩れ、木っ端微塵になって辺りに散らばりました。
男はさらに呆然とするばかりでした。

散らばった豆腐の破片によって、森は栄養満点となったのだそうだ。

コメント

なにが栄養満点だww

  • 2009/02/01(日) 22:00:13 |
  • URL |
  • satsumaimo #-
  • [ 編集 ]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。